吟遊詩人くんの通院だった。

今日は先生に質問がいくつかあるらしい。
忘れてはいけないので、紙に書いて持参した。

1.バイトに行ってもいいか?
2.いつまでこの治療を続けるのか?
3.ヒマでしかたがないので大学には早目に復帰できるか?

と、いったような質問だったらしい。

いかんせん薬をたくさん飲んでいることもあって、
眠剤ももちろん出ているから、動きが緩慢である。
そして眠くなってしまうことが多いのだ。
当然集中力もない。

先生曰く「どのくらい集中できますか?30分くらい?
大学の授業は何分ですか?30分ということは
まずないでしょう。90分としても、30分の集中が
出来ないということは、90分の授業には
ついていけないですね。アルバイトもそうです。
集中できなければ事故に遭うかもしれません。
いずれにしても、復帰はまだ先になるでしょうね」

先生のおっしゃることは当然だ。

でも本人にしてみるとそれは非常に辛い宣告だったようだ。
誰かがわかりやすく例をもってして話さなければ
ならないことでもあったわけだから、先生が話して
くださったことは親からすると非常にありがたい。
だけれど、本人にとっては持って行き場のない言葉に
かなり戸惑ってしまったようだ。

がっくりしてしまって可哀相なくらいだった。

今まで頑張るように言われてやってきていたのに、
急に頑張らない生活をしよう!といわれても
そっちのほうが困ると言っていたけれど、
かなり病気自体に振り回されてしまっているのだ。

それはわたしもそうだけれど、吟遊詩人くんも…。

「こころの会」が地元であるからいっしょに行きませんか?と
不登校のお子さんを持つ方からお誘いがあったけれど、
日曜日ということもあり、今回はパスすることにする。

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