わたしと吟遊詩人くんの会話を聞いていた夫が、
吟遊詩人くんが居間からいなくなった途端に言う。

「お前の話し方を聞いていると、くどくて嫌な気分になる」

「くどい」のではなくって、出来ることと出来ないことを
はっきり言うようになっただけなのだ。

ここのところ、わたしは支援ボランティア講座を受講している。
そこで先生や先輩たちに教えていただいたことなのだ。

「出来ることと出来ないこと」そういったことは、
はっきり伝えることだ大事だ、と。

今までのわたしは、どっちかっていうと
「そうだねそうだね」となんでもイエスマンだった。
そうすること、すべてを受け入れる発想が大事なんだと
勝手に思いこんでいたわけなのだけれど、
そうではなくて、こちらの意思表示ははっきりすることが
大事だということをこの講座に通い出して、
初めて知った。

たしかに、こうしてわたしの気持ちを伝えることが
大事だと思える。だけれど、夫からすると
まるでわたしが吟遊詩人くんの要求を拒否したように
思えるのだろう。
だったら自分で全部やってあげればいいじゃん。

それもできないでいて、わたしを批判するような
口のききかたは、正直ハタ迷惑だ。

家族であっても、とらえ方は全然違うのだということを
感じる。これが温度差なんだろう。

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