状態がよくないので、ある。

すぐに疲れてしまうらしい。
顔色も悪いのだ。
その上、言語が混乱していて、
びっくりするようなことを言う。

今日も一緒に出かける段になって、
「こんな顔に生まれたおかげでロクなことがない」と
言い出したので、こりゃぁ状態がよくないと思い、
一旦車から降ろし、リスパダール2mlを飲ませる。

「いらいらする。もう出かけなくてもいい。
こんなに待たされる身にもなってみろ」と怒り出す。
たしかにちょっと待ってもらった。
家事が忙しくて…。
だけれど、こんな風に言われることもないはずで。
病気が言わせているんだ。
昔の吟遊詩人くんはこんなことを言う人ではなかったし。

3歳時とおんなじで、すこしも待つことはできないことを
あらためて知る。

そのうち「あぁ落ちついてきた。だけれど、
人ごみに行く気力がなくなった。
本はアマゾンで頼むから、まぁ出かけなくてもいいや」と言う。
薬の即効性には脱帽だ。

父親はこんな姿を見て、呆然とする。
本人が自室へと行ってしまい、
いなくなってからぽつりと言う。
「本当によくなるのかな?」

今は薬もよくなり、治療方法もあるのだ。
絶対によくなると親が思わないで、
そんな弱気でどうするんだ。
(↑…これはわたし自身にも言えること)

本人は不安だらけで、あらゆることが不安で
そうして神経をすり減らしてしまうのだ。
なんとやっかいな病気。
それでも日々、良くなることを信じて
生きていくしかない…。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索