約3年前に、吟遊詩人君がおいたをして、
ちょっとお薬をアルコールで飲んでしまって、
ICUに入院したことがあった。

そのときにまずそんな状態の吟遊詩人君を保護してくれたのは、
駅の交通警察隊の控え室のような場所だった。

そのときの警察官のみなさんに教えてもらったこと。
それは、こういう風に薬物中毒を起こしてしまったとき、
暴れてしまうときには、4ドアの車での移動は
非常に危険だということだった。

そういう状態のとき、なりそうな予感がするときには、
必ず後部座席に乗せることが鉄則だとのこと。
助手席では走行中に、暴れしまったり、パニクったり、
自らドアを開けてしまうこともあり、非常に危険だということ。
なので、必ず後部座席に乗せること。
そうしてドアは2枚が安心とのことを聞いたのだった。

4枚でもいいじゃないか?と思っていたけれど、
これがチャイルドロックがかかったとしても、
そこにドアがあるということで恐怖を感じてしまったり、
開けて外に出たくなる衝動にかられたり、
要するに危ないらしいのだ。

そうかぁ…。
経験からの言葉には重みがあるなぁ〜と思う。

病気によって判断が鈍っている場合、(しかも
興奮状態だったりすると)怖がったり、
反対に恐怖から脱出を試みたくなったりもするだろうと思う。

昔のわたしでは理解できないことだったけれど、
今のわたしにはよくわかるのだ。

対人恐怖症で人の視線が怖くて
後部座席で小さくなっていたことのある
吟遊詩人君を見たとき…。
ドアが4枚でなくてよかったと思ったもの。

車選びひとつでも、病気になると
いろいろ考えないといけないこともある。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索