初心者マークである吟遊詩人くんは
自分の運転に自信がもてないため、
どこかに行くには必ず「行く?」と
家族にお伺いをたてる。

断るのは…と思い、
九分九厘、わたしがついて行くことになる。

今日も午後からレンタルショップへと行く。

行きはよかった。
が!問題は帰り道だった。

カーブが続き、夕方でたしかに運転がしにくい。
でもその道はけっこうみんなはスピードを出す
道でもあるのだ。
法定速度40キロが、カーブ続きで出せない
吟遊詩人くんの後ろには
いらいらした車たちが5−6台並んでついてきていた。

そのうち、すぐ後ろにいた車が
煽り出したのだ。
センターライン寄りに車体を動かしてみたり、
初心者の運転者でも、後ろの車の動きが
気になるくらい。

吟遊詩人くんもそんな姿をみて
焦ってきたようだった。
「あなたは初心者なんだから、
あんまりむりしないでいいんだよ」と声をかける。
「運転変わろうか?」と言ったのが
プライドを傷つけたのか…。

その行為が続くので
そのうち、切れてしまった吟遊詩人くんは
ブレーキを踏んだのだ!

「なんでそんなことするの?」と叱るわたし。
「だってあおって来てるじゃん。
怒れるじゃん」と言い返す。
「だけど、こんなことでブレーキ踏んでたら
事故になるよ。こんなことしたらダメじゃないの」と
語気が荒くなるわたし。

運転はすぐに普通に戻ったけれど、
わたしは正直そういう風にやることが
イヤだった。

初心者なのに…とも思うと
余計に怒れてくる。
もっと運転が上手くなって、
怒れるんならまだしも…と。

一緒に乗っていた弟ちゃんは、
あっけにとられてそのあとは無言のまま帰宅。

車から降りて、吟遊詩人君の姿がないことを
見て「はぁ、今日はつかれたわ」と、いう。

わたしも…です。

薬が効いていてごくごく普通に生活ができる状態なんだけれど、
それでも運転というストレスのかかることは
本当はしてはいけないのだろうか?
でも、あれもだめ。これもだめと
禁止されることのほうが、プライドを傷つけ、
よくないようにも思える。

少なくとも、こんなに普通に生きている。

ねぇ、本当に病気なの?…

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